XAMPPのMarinaDBのroot(管理者)アカウントパスワード設定方法

セキュリティの関係上、XAMPPのMarinaDBのrootアカウントにはパスワードを設定することが勧められています。
今回はphpMyAdminを使ってその設定をしたいと思います。
rootアカウントパスワード設定方法
1. XAMPPのコントロールパネルでApacheとMySQLを起動させ る
http://localhost/phpmyadmin/にアクセスするため、ApacheとMySQLを起動させます。
2.MySQLのAdminをクリックする

ApacheとMySQLを起動したら、MySQLの行のAdminをクリックして、phpMyAdminのページを開きます(デフォルトのブラウザが立ち上がります)。
3.ユーザーアカウントタブをクリックする

データベース、SQL…と並んでいるタブの中から、ユーザーアカウントタブを選んでクリックします。
4.rootアカウントの「特権を編集」をクリックする

開いたページにあるユーザアカウント概要テーブルの、ユーザー名がroot、ホスト名がlocalhostの行にある「特権を編集」リンクをクリックします。
5.パスワードを変更するをクリックする

開いたページのユーザーアカウントタブの下にある「パスワードを変更する」リンクをクリックするとパスワードを設定する画面が出てきます。
6.設定するパスワードを入力する

ラジオボタンは選択されているので、同じパスワードを2回入力してから右端にある実行ボタンをクリックすれば、XAMPPのMarinaDBのroot(管理者)アカウントパスワード設定は終わりです。
phpMyAdminの設定ファイルにパスワードの設定をする
次に上で設定したパスワードをphpMyAdminの設定ファイルに設定します。
MarinaDBにrootアカウントパスワードを設定した場合、その設定をphpMyAdminの設定ファイルにも設定しないとphpMyAdminにログインできません。
1. phpMyAdmin(config.inc.php) を開く

XAMPPのコントロールパネルのApacheの行にあるConfigをクリックします。
メニューが出てくるのでphpMyAdmin(config.inc.php) と書かれたリンクをクリックします。
(この時、ApacheとMySQLは起動していなくても大丈夫です)
2. パスワードを入力する欄を探す
テキストエディタが起動し、config.inc.phpが開くので下のような記述を探してください。
/* Authentication type and info */
$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'cookie';
$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root';
$cfg['Servers'][$i]['password'] = '';
/* 上の空欄になっている部分に設定したパスワードを入力します*/
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ‘ ‘ ;
password行の空欄になっているシングルクォーテーションで囲われた部分に設定したMarinaDBのrootアカウントのパスワードを入力します。
下の config.inc.php は管理人のものです。(開くとそのままパスワードが見えます)
4.パスワードを入力して、上書き保存をする

間違いがないことを確認してから、上書き保存をして設定ファイルを閉じます。
5.ログイン画面にアクセスする
XAMPPのコントロールパネルからApacheとMySQLを再起動させ、コントロールパネルにあるMySQLの行の「Admin」をクリックすれば、phpMyAdminのユーザー名とパスワードを入力する画面にアクセスします。

6.ユーザー名とパスワードでログイン
ユーザー名とパスワードを入力して実行ボタンを押したら、ログインできます。
下の画面が出てきたら、ログイン成功です。
